本気の恋の始め方

「潤さん」



すごく真面目な顔をした千野君は、私の名前を呼んだあと

「あの……その、あんまりマジマジと見てないから」

少し困ったようにつぶやき、うつむいた。



「――!!!」



そういえば!


お風呂で倒れたはずなのに、いつものパジャマを着ている私。


体に触れると、下着はつけていないみたいだった。


裸見られたってこと……?


いや、下着履かされるほうがずっと恥ずかしい気がするからこれでいいんだけど……!


マジマジ見てないってフォローになってないような……!


ああっ、もう……!


私何やってるの!?

恥ずかしすぎる!



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