雨夜の密会



鳴海さんが玄関を開けると、白猫の冬が玄関に走って来た。



「冬だけはいつもお出迎えしてくれるんだよ」



鳴海さんはそう言って、冬を抱き上げた。


子供のようにしがみつく冬。


少し冬が羨ましいと思ってしまった。


部屋の中に入り、私はキッチンに立った。


鳴海さんは猫の写真を撮っている。


お昼は鳴海さんのリクエストのカレー。


沢山、作ったら何日も食べれるからって理由で。


それとサラダを作る事にした。




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