君が想い出になる前に

友達






休み時間になり、わたしの周りには
一気に人が集まり始めた。






「葉月さん、おとなっぽーい!
メイクとかしてる?」



「--町とか、都会だねー!
○○とかしょっ中遊び行ってたの?」


「部活とか入る気ある?バレー部とかどうかなー?」



「向こうで彼氏とかいたー?」


「大人しいね!人見知り?」






転校生だし、なんとなく想像してたけど、

あまりの質問攻めにさすがに困惑した(笑)





「ちょっとみんな〜!
葉月さん困ってる!一気に聞き過ぎだから(笑)」





蒼井さんがみんなを止めてくれた。



「あ、ごめんね。
こんなに一気に質問されたことなかったから(笑)


ちゃんと答えるから
1人ずつ言ってもらっていいかな?」







みんながキョトンとした顔をして
一瞬空気が止まった。

(あれ…?なんか違ったかな?)





ぷっ
「葉月さん真面目ーっ!
芸能人の記者会見じゃないんだから!(笑)
いちいち真剣に答えなくていいよ!」





蒼井さんが吹き出して笑うと、
周りにいたみんなもどっと笑った。






「あ、そっか、、(笑)」


「わたし、蒼井 奈津。
みんななっちゃんって呼ぶから、
なっちゃんでいーよ!よろしくね。」




「あ、なっちゃん!よろしく!
わたしは麻央でいいからーー」





なっちゃんと、見つめって笑った。




(ほんとに、クラスをまとめてて中心にいる感じの娘だな。
大人っぽいけど気取ってなくて、、人気者なんだなー。)







< 7 / 27 >

この作品をシェア

pagetop