涙恋~片思い恋愛〜
そう言いながら、思い浮かべたのは、拓真のことー...

叶わぬ思いだとしても、あたしはずっと思い続けてるー...



「涼太のことは、好きじゃないんですよね!?」



姫歌ちゃんは、必死にあたしに尋ねる。

姫歌ちゃんはきっとー...


「うん、恋愛感情で見たことはないよ。

姫歌ちゃん、涼太のこと、好きなんでしょ?」


姫歌ちゃんの眼は、涼太のことが好きって訴えている。


ごめんね、苦しめちゃってーー...


「そうなんですーー...

そのことで、相談に乗ってほしいんです。」



「うん、いいよ。

カフェにでも入ろ?」



あたしたちは、そう言って近くにあったカフェに入った。
< 135 / 291 >

この作品をシェア

pagetop