短編集~甘い恋~
「もう、やめろ。お前そこで座ってろ」
「は…?」

明らかに嫌だ、というような顔をする天海を見て、俺は甘みを担いだ。

そして、マットに背中を預けるように座らせる。

「俺がなんとかしてやっから」

なんとかしてやりたいと思った。


そう思ったのは、初めてだった。


俺は、気づいてしまった。

自分の、気持ちに。


俺は、



天海が好きだ。



だから、絶対に助ける。


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