恋……スル?-小沢 圭治編-
そのまま身体を反転させられた私は、本棚の隣の壁に背中を押し付けられたまま口づけを交わす。


何度も角度を変えて、熱く、深く繰り返すキスに

もう私の頭の中はドロドロに溶けたチョコレート状態だ。


お互いの息遣いも乱れてきて、彼の手が服の上から私の胸に触れる。



「あ……ッ」



思わず声を漏らした、その時。




──ピンポーン。


「「っ……!」」



突然部屋に鳴り響いたチャイムに、私達の動きがぴたりと止まる。


そして聞き慣れない女性の声が聞こえてきた。


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