恋……スル?-小沢 圭治編-
「まさかこれも忘れてるんじゃないだろうな?
容量の少ないオツムの心·晴·ちゃん?」


「~~~っ!!」



むっ……ムカつく~~!!



腸が煮え繰り返りそうになりながらもそのおかげで奮起した私は、半ばヤケ気味で再び仕事に取り掛かり始めた。


他の皆は徐々に帰っていき、時計の針も刻々と進んでいく…。



「うわ、もう9時…!?」



当たり前だけどアトリエにはもう私しかいなくて、ものすごくお腹が減っていることに気付く。


そりゃそうだ、お昼から何も食べてないんだもん。



「コンビニ行くか……」



結局いつもと同じパターンになる私…とほほ…。


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