お腹が空きました。
そういって、チュ、と紗耶の唇に軽いキスを落とす。
甘酸っぱい味のキスに紗耶はきょとんと目を丸くした。
余裕のある微笑みを口元に宿し、杉崎は何度もキスを紗耶に降らせる。
カーテンの明るさに目を細めながら、紗耶はされるがまま、杉崎の体重を受け入れた。
だんだん深くなる角度に、紗耶は杉崎の剥き出しの腕に手を滑らせる。
しっとりとした肌の感触と、筋肉の起伏に鼓動を早めながら、絡まり始めた舌に、意識を集中させた。
「……っ、」
首筋を滑る杉崎の指に体が震える。
はむっ、と美味しそうに食べる杉崎のキスは、身体の芯が溶けるように甘かった。
ばさっと上の服を脱ぎ、露わになった胸や腹の筋肉に、紗耶はドキリと心臓を高鳴らせる。
か、格好良い。
想像以上に筋肉質だった杉崎に、紗耶は妙に照れてふいっと横を向いた。
その首筋に杉崎は唇を滑らせ、紗耶の服のボタンに手をかける。
「…っっ、…っ」
甘く広がる刺激に、紗耶はビクッと肩をくねらせた。
徐々に露わになる肌に杉崎の手のひらが滑る。
鎖骨の窪みにペロリと舌を差し込む杉崎の頭を紗耶が両腕で包み、紗耶は身体を震わせながら言った。
「…っ、えっと…、杉崎さんは鶏肉すきなんですか?」
「好きだな。俺は骨までしゃぶる派だ。」
「……っ、!」
そうニヤリと囁きながら、杉崎は紗耶の腰にたくましい腕を回した…。