Diva~見失った瞬間から~

「―――…。」

不思議。


「―――…。」

体の中に音が鳴り響いてる。


「―――…。」

あんなにも拒絶した音楽を

私は体全身で感じてる。



「―――…。」

心が温まるって、感じがする。


「―――…。」

あぁ、この感じだ。


「―――…。」

そして、私が今こんなに気持ちよく

音を奏でられるのは、あなたのお陰。


「―――…。」

あぁ、こんな感じなんだ。


心が温まる。

側に居ると落ち着いて、

落ち着かなくて。

見る度に想いは大きくなる。


こんな感じなんだ。

"恋"って。


「―――…。」

素直に言葉に出来ないこの想いは、

今、音に乗せてあなたに伝えたい。


「―――…。」

"好きだよ"って。




< 355 / 500 >

この作品をシェア

pagetop