愛のガチ契約
「流石、歴史ある麹町家。
…是非、ウチにも欲しい力だ。」

鞠の鋭い目を堂々と受け止める。



「そんなこと、絶対させないよ」

飴子は飯田を睨む。

「飴子の言うとおりだ」

優希も飴子に続く。



「おまえ等に何ができるよ?」

フッ

飯田が笑う。



「お話中失礼致します。
…本邸の玄関に到着いたしました」

蓮見の声がスピーカーの奥から響く。


「話がそれたな。さぁ、上がれ。」

蓮見と玄関からのドアマンによってドアが開かれた。




ガチャ…


「ようこそ、飯田本邸へ」

飯田はつぶやいた。


その飯田の口元は
笑っていた。
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