俺と初めての恋愛をしよう
今の今日子にしてくれたのは、後藤で、勿体ないのは今日子の方だ。
褒めなれていない今日子は恐縮してしまう。それを察したのか、後藤が助け舟を出した。
「賛成してくれていると思っていいんだな?」
「これだけ長い間お待たせしたのよ? こちらこそ、結構いい歳になってしまった息子を引き取ってもらって感謝したいくらいだわ。……今日子さん、美味しいわ。この和菓子」
後藤の母親は、待ちきれないと言った感じで、和菓子を口に入れた。
母親は息子が彼女に取られると思い、どんなに良い子でも難癖をつけると聞いたことがあるが、流石に、後藤くらいの歳になると早く結婚をして欲しいようだし、後藤の母親は、どことなく今日子の母親にも似ていた。
「おっさん扱いするな」
「俊介、お前は色々と考えて、今に決断したんだ。父さんも賛成だ。幸せにしてやるんだぞ。だがな……ま、こればっかりは授かりものだが、お前の歳を考えると早めに子どもを作った方がいいぞ? 授業参観に行って、じいちゃんが来てる、なんて言われたら子供が可愛そうだからな」
母親同様、父親も後藤の地雷を踏んだ。
「う、うるさいぞ!俺は体力には自信があるんだ。揃いも揃っておっさん呼ばわりしやがって!」
多分、自分でも年の離れた今日子と付き合うことになった時点で、いや、想いを寄せてくれていた時から年齢は気にしていたのだろう。そこへ、海外赴任の話。帰国後は更に歳の差を感じていたのかもしてない。
だから、余計に言われることが頭にくるのだろう。
「俊介さん? 大丈夫、私には素敵なあなたしか映らないから……」
そっと、俊介の腕に手を添えて落ち着かせる。
「……今日子」
「今日子さん、上手く手なずけたわね? 上出来よ? この子、俺様で人のいう事聞かないからね」
褒めなれていない今日子は恐縮してしまう。それを察したのか、後藤が助け舟を出した。
「賛成してくれていると思っていいんだな?」
「これだけ長い間お待たせしたのよ? こちらこそ、結構いい歳になってしまった息子を引き取ってもらって感謝したいくらいだわ。……今日子さん、美味しいわ。この和菓子」
後藤の母親は、待ちきれないと言った感じで、和菓子を口に入れた。
母親は息子が彼女に取られると思い、どんなに良い子でも難癖をつけると聞いたことがあるが、流石に、後藤くらいの歳になると早く結婚をして欲しいようだし、後藤の母親は、どことなく今日子の母親にも似ていた。
「おっさん扱いするな」
「俊介、お前は色々と考えて、今に決断したんだ。父さんも賛成だ。幸せにしてやるんだぞ。だがな……ま、こればっかりは授かりものだが、お前の歳を考えると早めに子どもを作った方がいいぞ? 授業参観に行って、じいちゃんが来てる、なんて言われたら子供が可愛そうだからな」
母親同様、父親も後藤の地雷を踏んだ。
「う、うるさいぞ!俺は体力には自信があるんだ。揃いも揃っておっさん呼ばわりしやがって!」
多分、自分でも年の離れた今日子と付き合うことになった時点で、いや、想いを寄せてくれていた時から年齢は気にしていたのだろう。そこへ、海外赴任の話。帰国後は更に歳の差を感じていたのかもしてない。
だから、余計に言われることが頭にくるのだろう。
「俊介さん? 大丈夫、私には素敵なあなたしか映らないから……」
そっと、俊介の腕に手を添えて落ち着かせる。
「……今日子」
「今日子さん、上手く手なずけたわね? 上出来よ? この子、俺様で人のいう事聞かないからね」