俺と初めての恋愛をしよう
後藤にも今日子には知らない葛藤があった。すぐに飛んでいける国内じゃない。疲れている時、寂しいときは、今日子が頭から離れなかった。
流石に怒ろうとしていた今日子だが、後藤の真剣さを見たら何も言えなくて、後藤の胸に顔を埋めた。
「ここまでして手に入れたんだ、幸せにするから。絶対に」
「はい」
後藤はずるい。今日子は思った。
何か怒ろうとしても、こうして、今日子の胸を打つ言葉を言ってくる。何も言えなくなってしまうのは当然だ。
「今夜は楽しんできなさい」
「ありがとうございます」
後藤には驚かされてばかりだ。しかし不思議なことに怒る気になれない。その気になっても腰が折れてしまうのだ。
ふと考えれば、一人の時では喜怒哀楽もなかったように思う。
怒ることなど皆無だった。感情を呼び戻してくれたのも後藤なのかもしれない。突拍子もないことを言ったりするが、すべて許されてしまう。そこが後藤の魅力なのだろう。
他人より飛びぬけた顔の良さと、頭の良さを兼ね備えた男は、手に入れた意中の女を胸に抱き、満足な顔をしている。何かお仕置きをと思う今日子だが、そんな気も失せてしまうような顔をしている。
仕方ないな、と思わせてしまう後藤の魅力にはまっているのも事実なのだ。
鼻歌が出だした後藤に、少しつねるくらいの仕返しはしてもいいだろう。
「いたっ!」
「お仕置きです」
流石に怒ろうとしていた今日子だが、後藤の真剣さを見たら何も言えなくて、後藤の胸に顔を埋めた。
「ここまでして手に入れたんだ、幸せにするから。絶対に」
「はい」
後藤はずるい。今日子は思った。
何か怒ろうとしても、こうして、今日子の胸を打つ言葉を言ってくる。何も言えなくなってしまうのは当然だ。
「今夜は楽しんできなさい」
「ありがとうございます」
後藤には驚かされてばかりだ。しかし不思議なことに怒る気になれない。その気になっても腰が折れてしまうのだ。
ふと考えれば、一人の時では喜怒哀楽もなかったように思う。
怒ることなど皆無だった。感情を呼び戻してくれたのも後藤なのかもしれない。突拍子もないことを言ったりするが、すべて許されてしまう。そこが後藤の魅力なのだろう。
他人より飛びぬけた顔の良さと、頭の良さを兼ね備えた男は、手に入れた意中の女を胸に抱き、満足な顔をしている。何かお仕置きをと思う今日子だが、そんな気も失せてしまうような顔をしている。
仕方ないな、と思わせてしまう後藤の魅力にはまっているのも事実なのだ。
鼻歌が出だした後藤に、少しつねるくらいの仕返しはしてもいいだろう。
「いたっ!」
「お仕置きです」