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『華那くん結構隠れるの下手だね』

奏太が笑いながらそういう

ナイフを突きつけられながら笑っているとは面白い絵だ

てか俺一生懸命隠れてたんだから

『お兄さんもまじっていいですよ』

ニコッとそいつは微笑んだ

俺どんだけ下にみられてんの、
てか言っとくけど俺の特技喧嘩なんだけど←


『ケホっ...ゲホゲホ』
『夢亜??...夢亜!?』


これからやってやろういうときに叶亜と慌てた声が聞こえた

さっきまで空が背中をさすってたのが今は叶亜にかわってて
夢亜が呼吸がうまくできないのか凄く苦しそうで

ヤバい

そういうとしかなかった



『ねぇ、このリボン切っちゃっていいー?』

奏太と空にナイフを突きつけてた奴らの他の1人が夢亜たちのと思われるリボンを手にしている


『華那くん夢亜を病院つれてって』

空がすれちがいざまに俺にいった言葉


空は気づいたらさっきまで突きつけられていたナイフを左手に
もう一人がもっていたリボンを右手にしていた


空の首についているチョーカーの鈴がシャンと小さな音をたてる
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