my home
バタバタと人がかけよってきた
『あの...どうなさいました??』
まだ20代前半くらいの女性だ
たぶん看護士さん
『パニックおこしちゃって』
俺の後ろから月光くんが焦りながらも冷静に説明する
『.....持病とかはありますか??』
叶亜の首もとに手をあてながら 看護士さんはたずねてくる
叶亜もあるのかな....??
『誰か知ってる??』
みんな下をむいて首を横にふる
きいたことない、そんな言ってるふうに
『奏太、知ってる??』
『いや、知らない...あっ』
ふと何かを思い出したように奏太が呟く
『俺、大事なこと忘れてたかも』
『....??』
奏太がすごい悲しそうな顔をした
その顔をみて俺もおもいだした
忘れてはいないけど隅っこにあって
話したくない事実
『あの、持病n..』
『叶亜は持病はもってないよ』
困っている看護士さんの声を突然遮った声
.....ぇ??
『夢亜ちゃん....??』
日向たちのほうからびっくりしたような声がきこえた
そりゃそうだ
俺だって驚いてる
で寝ていたはずの夢亜が今は 壁によりかかりながらも
さっきは歩けなかったのを今はちゃんと立って
不安の表情をうかべている