アニサーコンチェルト 2 ♪ ~30オンナが愛もコスプレも大切で何がわるい?!~
「「えーーーっ?!」」
瀬奈さんと私たち3人で
創作居酒屋に入り
さっきの私の出来事を聞いた二人が
揃えて声を上げた
「うー その女のヒト
ダンナとどんな関係なんだろうね」
「そーよねぇ、あの時、結構親しげに
話しながら出てったしねぇ…」
「う…ん」
「でも、逃げてこなくても良かったじゃん
セナは何も悪いコトしてないのに…
問い詰めればよかったじゃない」
「う…ん」
「そうは言ってもね、ミゥ
その場にはいたくなかったのもわかるわよー」
「う…ん」
「ちょっと、セナー
さっきから、うん、うん言ってないでさー
それに、瀬奈さんも、何か喋ってくださいよぉー」
私たちの話をじっと聞いてた瀬奈さんに
視線を向けるミゥ
「あ?あぁ…そうだね」
「あの…瀬奈さん、もしかして
潤とあの女のヒトのこと
なにか御存じだったりするんですか…?」
瀬奈さんは
私の質問に、少し眉をあげた