純潔の姫と真紅の騎士
「……うまくいってくれ……。世界を救うためだ……」

その時はただ、世界を救うために俺は彼女を利用していた。

そう、利用という言葉がピッタリ当てはまる。

その気持ちが変わったのは、いつ頃からだろうか。

あぁ……おそらく……
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