純潔の姫と真紅の騎士
アリウムが帰った数時間後、カイが珈琲を注いでいるとき、シノがアネモネを肩に乗せたまま戻ってきた。
その手には何か紙を持っている。
シノはそのまま真っ直ぐカイの前に進み、カイの目の前でその紙をみせた。
「……緊急要請だ。俺とカイとアネモネで行ってくれと頼まれた」
行く先はダンドール国の近隣、南大陸の最南端にあるシュティルッツ国。
国土は狭いが、流通に適した位置のため、貿易が盛んな国だ。
最先端の武器を使う軍はカイたち<聖剣士六士>に及ばなくとも何らかの原因でこちら側を不利にしてくるかもしれない。
しかも、<聖剣士六士>のいない軍とあちら側の軍は五分五分。
下手をすればこちらが負けるかもしれないのだ。
負けることをなによりも恐れているジャルーヌにとって、それだけは避けたい。
だから、カイとシノ、アネモネを選んだ。
カイはうなずいて、軍服を着た。
「行くぞ」
その手には何か紙を持っている。
シノはそのまま真っ直ぐカイの前に進み、カイの目の前でその紙をみせた。
「……緊急要請だ。俺とカイとアネモネで行ってくれと頼まれた」
行く先はダンドール国の近隣、南大陸の最南端にあるシュティルッツ国。
国土は狭いが、流通に適した位置のため、貿易が盛んな国だ。
最先端の武器を使う軍はカイたち<聖剣士六士>に及ばなくとも何らかの原因でこちら側を不利にしてくるかもしれない。
しかも、<聖剣士六士>のいない軍とあちら側の軍は五分五分。
下手をすればこちらが負けるかもしれないのだ。
負けることをなによりも恐れているジャルーヌにとって、それだけは避けたい。
だから、カイとシノ、アネモネを選んだ。
カイはうなずいて、軍服を着た。
「行くぞ」