続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
「それは分かってるけど...。
ソンミンだって他の女の子を家に連れ込んでたりしたんだもん。
...やっぱり本当は関係あるって否定して、止めてほしかったのかも。」


面倒くさっ!
いちいちそんなややこしいやりとりしなきゃいけないのか。


「最初からそう言えばいいじゃないですか!
どうせ他の女の子と仲良くしても私には関係ないみたいなこと言ったんでしょう?
はあー...、なんで素直になれないかな...」


「そうだよね...。
こんな素直じゃない女より、ソンミンだったらもっと他の子を見つけれるんじゃないかとか考えてたら、よけい謝れなくなって。

私なんてみんなに迷惑ばっかりかけるし、ファンの前では取り繕ってるだけで、本当は弱くて良いところないもん。
ファンにも友達にも家族にも嘘をつかなきゃいけないことが多すぎて辛い。」


...しまった、言い過ぎたな。

落ち込んでる人にさらに追い討ちをかけるような真似をしてしまった。

このネガティブ思考を止めるの大変なんだよな。
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