続・たとえどんなに辛いサヨナラが待っていたとしても
どれくらいそうしていたのだろうか、廊下で玄関のドアを見ていたら、決して開くことがないと思っていたドアが開いて。


「シューイン......、ヨンウナ」


シューインと、それから彼に腕を捕まれて引きずられるようにヨンウナが入ってきた。


「エレベーターで会った時に様子がおかしかったから連行した」


「連行って、俺は犯罪者ですか......」


「メイリンとすれ違った時も泣いてたみたいだし、何があったんだ?
こんな真夜中に二人して出掛けるなんてただ事じゃないだろ。
ヨンウンに聞いても、兄さんに聞いてくださいの一点張りだ」


たしかに、ただ事じゃない。

俺のせいだよ、とつぶやいてそれきり黙った俺と、そっぽをむいているヨンウンをかわるがわる見るシューイン。


「本気でお前たちおかしいぞ。
いい機会だから、みんなで話し合おう」


ここで待ってろと言ってから、シューインは寝ているメンバーを起こして俺たちの部屋に集めた。

電話に出ないメイリンをのぞいて。
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