帰宅部にお任せを
わたしと廉で意見が一致した。
ユマさんは自分を傷つけている、と。
ふいに今まで大人しかった楓が立ちあがる。
「真希と廉が睨んでる通りだよ」
「詳しいこと、聞かせて」
わたしは一歩、歩み寄る。
知っているんでしょう?
全て、何もかも。
「詳しくって言ったって、真希の言った通りだよ」
「具体的なことを言ってるの!知っているんでしょ?」
ユマさんがそんな行動に出てしまった理由。
彼女の心の闇。
楓なら、知っていないなんてありえない。
わたしがこんなに必死であるのにも拘わらず、楓は時計なんか眺めている。
「話、聞いてるの!?」
「…そろそろ、かな」