帰宅部にお任せを
はあ?
「そろそろって何よ?」
まさか、ごまかして逃げるなんて許さないから。
キッと彼を睨み、そうはさせまいと前に手を広げ立ちはだかった。
露骨に迷惑そうな表情をする楓。
「そんなところにいると、行けない。どいて」
「行く、じゃなくて逃げるんでしょ!?あんたを逃がさないためにわざとここにいるのっ!」
「楓、ちゃんと話聞かせろ」
廉も加勢してきた。
どうだ、2対1。
しかも頼れる廉が一緒なんだから、楓にも敵うはず。
楓の出方を伺う。
ペシッ、…ペシッ、
「あだっ!」
「いてぇ!」
さすが、といっていいのかわからないけど、やはり楓は強かった。
2人相手に連続でデコピンをかましてきたのだ。
わたしと廉は額をさする。
「「何すんの(何すんだよ)!!」」