帰宅部にお任せを
ゾクッとするような、冷たい声色だった。
「な、何?…廉君?」
こんな時に腕を掴まれて、一瞬でも顔を赤らめるなんて。
…相当惚れこんでるんだ。
「さっきの、本当?」
廉は再度確認をとった。
キャプテンはまた笑顔をつくる。
「本当に決「見ろよ!さっきまでの声と映像、全部撮ったぜ!」
隣の颯が声を上げた。
『嘘…』と表情が固まる彼女。
「俺、知ってるよ。あんたがさっきまでしてたコト」
廉は冷たい笑顔を浮かべた。
「あんた、あれだけのことで後輩に1対多勢でかかるなんてね。…そう言えば俺、告白受けてたよね。…今返事、するよ」
そして廉は言い放った。
「あんたサイテー。俺を飽きさせない自信なんて、よくあんな飽きっぽい味の弁当作りながら言えたもんだな。誰があんたなんかと付き合うかよ」
その瞬間、キャプテンの叫びが響いたのは言うまでもない。
キャプテンは声を枯らして、その場に崩れ落ちた。