帰宅部にお任せを
3通目の手紙が届いたのは放課後のことだった。
発見者は、わたし。
部室の扉の下の方に挟まっているのを見つけた。
「……」
何故だかユマさんの顔が頭をよぎる。
手紙を読み終えた楓はただ一言、
「今日は誰に行ってもらおうかな」
「うぜえ!」
すると、颯はまた部屋を出て行ってしまう。
「ねぇ、」
楓に訊いてみたい。
「…今日も、標的はユマさんなの?」
「…そうだけど?」
それがどうしたと言わんばかりの表情。
やっぱり―…。
「楓は…、楓はおかしいと思わないの?」
楓が何かに気付いていないはずはない。
だけど、楓の答えはわたしが求めているものではなかった。
「余計なことに首を突っ込まなくていいよ」