帰宅部にお任せを
余計なことって―…
「余計なことじゃないよ!だって、こんなに依頼が連続で集中すること今までにあった!?しかも依頼人はいつも同じやり方で、決して素顔は見せようとしない。……おかしいと思わないのっ!?」
息をついて、楓を見据える。
「…楓は何か、知っているんでしょう?」
すると楓は椅子に腰掛ける。
キキィという音が耳につく。
「知っているって言ったら?」
「聞き出してやる。…って言っても、わたしには無理かもしれないけど」
笑われる前に言ってやった。
悔しいけど、わたしと楓の差なんて知れてる。
彼を欺くようなことは不可能に近い。
だから、
「わたしの"推測"を聞いてもらう」
「"推測"?」
「うん」
今日、ユマさんと話してみてわかったことがある。
ユマさんが見せてくれたもう一つの顔、
言葉のそれら、
全部を繋ぎ合わせたわたしの"推測"―…。