背中を合わせて【完】
「零はしっかりしてるよね。」


「そう?俺だって結構抜けてるとこあるよ。」



玉ねぎを見ながら答える零は手慣れたように食材を選んで行く。



「ちょっと待って!買い過ぎじゃない?2人じゃこれ持てなくない?」


「え?そうかな?このぐらいは大丈夫だよ。」



そう言っていっぱいになったかごをレジへ。


とりあえずは零が払って、後でみんなからお金を集める予定。
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