背中を合わせて【完】
やっぱり袋いっぱいになって、結構な量になった。


袋を持つとやっぱり重い...。



「よっと。未夜はそっち持って。」



零がみんな重いほうの袋を持って、未夜が持つのはお肉だけの袋と紙皿と紙コップの入った軽い袋。


零が歩く後ろをついて歩く。



(あの細い身体のどこに、あの重い袋を持つ力があるんだろう...。)



「ねぇ。なんで後ろにいるの?」


「えっ?いやー、なんとなく。」
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