背中を合わせて【完】
*****

翌朝。


いつもより零のことを意識したまま公園に着いた。



「おはよう、零。」



いつもなら未夜よりも先におはようと言ってくれる零が、今日は未夜の言葉にも反応しなかった。



「零?眠いの?」


「ん?あぁ、ごめんごめん。おはよ。」



ベンチに寝かせていた身体を起こす零は、いつもより元気がない気がする。



「大丈夫?」
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