~君という光~
「緊張した…。」

「そうだな…。」

「ねぇ、透馬はいつあたしに告白したの?」

「え!?一昨日した!!」

「覚えてないんだけど…。」

「ずっと俺のそばにいてくれるんだろ?」

「あぁー。それが告白だったのか。」

「あいかわらずひでーな、お前は」

そういって透馬が笑った。
あたしもつられて笑った。

「さ、今から何しようか。」

「え?決めてないの?」

「あたりまえだろ!?」

「あたりまえなのか…。うーん、外に行こう?」

「いいな!いこう!」

そういってあたしたちは透馬の家を後にした。
< 172 / 173 >

この作品をシェア

pagetop