君に告げよう
「……晶」
「はい?」
「おまえに頼みがあるんだけど」
ようやく一緒になった指輪を前に、僕はあることを思いつく。
そのことを話すと、晶は少し考えるような顔をした。
「……柚羽さんの友達……ですか?」
「あぁ。一番親しかった友達を探してもらえないか?」
「うーん……。なんとか努力してみます」
「頼むぞ」
そう言って、僕は晶と、連絡が取れるように携帯の番号を交換する。
二人の遺骨を一緒にして、二人の思い出の場所に撒こうと思った。
寄り添うことのできなかった二人に関するものを、すべて一緒にしたかったんだ。
僕がいきなり柚羽さんの家に行くことはできない。
それなら、柚羽さんと一番親しい友達を通じるしかないと思ったんだ。