海辺で恋するシンデレラ
ホラホラ、みんなポカーンとしてますし。
「オーナー、2人で盛り上がらないで下さい。」
そう言ったのは、スタッフの中でもオープン当初からココで
社員として働いている、美鈴さんだった。
「おぉ、すまんすまん。オープンは来月だ。みんな、頑張ってこの店を盛り上げて行ってくれ。」
オーナーは、「藤堂君、後は頼んだよ。」と波瑠の方をポンと叩いて
スタッフルームに向かった。
その日は、みんなの顔合わせのみで
本格的にミーティングが始まったのは翌日から
と言う事にした。
家に帰った私は、早速波瑠に詰め寄った。
「波瑠、説明してくれる?」
「驚かせようと思ってね。」
「うん。店長になったのは別に良いんだけどね。今までの部長さんってお仕事は、どうしたの?」
「ん?あ、それはちゃんと年末に引き継ぎしてきたから、大丈夫だよ?」