恋愛(その他)
完

- 作品番号
- 812518
- 最終更新
- 2013/05/08
- 総文字数
- 17,632
- ページ数
- 7ページ
- ステータス
- 完結
- PV数
- 7,912
- いいね数
- 0
の
乙
女
と
金
木
犀
2013.01.04 完結
-review thanks-
嵐 万凛子さま
メガネさま・八谷紬さま
和宮 樹さま
目次
この作品のレビュー
愛する人に愛されたいという、人のごく自然な感情。 自暴自棄になっているようでいて、それを真っ直ぐに乞い、求めたゆえの結末。 散り乱れる様に人がどうしてか美しさを感じるのは、命の儚さと愛おしさに気付くから。 アスファルトを覆い尽くす程に幾層にも降り積もる金木犀の命のように。 これは、彼女たちが繰り返し重ね合い、すれ違い、そして築き上げていこうとする愛に、神様がほんの少し“イタズラ”という名のご褒美を下さった物語。 扇情的な展開とは裏腹な、はにかむように楚々と微笑む“小さな乙女”の可愛らしさを、是非ともご堪能あれ。
愛する人に愛されたいという、人のごく自然な感情。
自暴自棄になっているようでいて、それを真っ直ぐに乞い、求めたゆえの結末。
散り乱れる様に人がどうしてか美しさを感じるのは、命の儚さと愛おしさに気付くから。
アスファルトを覆い尽くす程に幾層にも降り積もる金木犀の命のように。
これは、彼女たちが繰り返し重ね合い、すれ違い、そして築き上げていこうとする愛に、神様がほんの少し“イタズラ”という名のご褒美を下さった物語。
扇情的な展開とは裏腹な、はにかむように楚々と微笑む“小さな乙女”の可愛らしさを、是非ともご堪能あれ。
きんもくせいの匂いがする。 そう小説に書き記したのは山田詠美だった。 それ以来、金木犀の香りは私にとって「恋愛小説の香り」になった。 匂い、というものは常に私たちの周りにあって、プルースト現象ということばがあるように、それによって記憶や感情が扇動されることもしばしば。 季節のうつろいを感じることも、異性を感じることにも密接な匂い。 ひとりで生きていくことを決めた女性が淡々と語る日常は、きっと誰にでもわかってしまう部分があるもの。 しかし突如やってきた非日常は、想像するにとどまる人の方が多い。 それを匂いという誰もがわかるもので繋げて、同時にひとつの恋を落として。 僅かに、けれど確実に動く気持ちを静かな文章で綴る。 どこか儚げで、きれいでいて、そわりとする短編。 金木犀の香る頃、また再び読みたいと思う。
きんもくせいの匂いがする。
そう小説に書き記したのは山田詠美だった。
それ以来、金木犀の香りは私にとって「恋愛小説の香り」になった。
匂い、というものは常に私たちの周りにあって、プルースト現象ということばがあるように、それによって記憶や感情が扇動されることもしばしば。
季節のうつろいを感じることも、異性を感じることにも密接な匂い。
ひとりで生きていくことを決めた女性が淡々と語る日常は、きっと誰にでもわかってしまう部分があるもの。
しかし突如やってきた非日常は、想像するにとどまる人の方が多い。
それを匂いという誰もがわかるもので繋げて、同時にひとつの恋を落として。
僅かに、けれど確実に動く気持ちを静かな文章で綴る。
どこか儚げで、きれいでいて、そわりとする短編。
金木犀の香る頃、また再び読みたいと思う。
物語前半は、お一人様のリアルな生態、悩み、現実がよく伝わってオトナ女子向けのベリカらしくて秀逸だと思いました。
できれば、病は病として立ち向かう姿を見たかった。
最後の幸運が、前半の三十代女性のリアルな人生を急にメルヘンに変えてしまっています。
身近にいたイケメン男性が、私はタイプではありましたが(笑)
この作品の感想ノート
和宮 樹 さま
初めまして。このたびは読んで下さり、そして美しすぎるレビューを下さってありがとうございます!
にやにやしながら読み返しました!スクショ撮って、しばらく待ち受けにしたいくらいです。
八谷紬さまには先日素晴らしいレビューを頂き、それだけでももう有難かったのに、まさかこんな出会いまで頂けるとは……!
うう、有難すぎて土下座です。
「しっかり抱いてあげなさい!」
ありがとうございます! まさにそういう思いでした、笑。
本当に、ありがとうございました。
出会えたことに、私も感謝いたします。
そして、八谷紬さまに、心よりの感謝を。
初めまして。
八谷紬さんからのご紹介で足を運び、ドキドキとしながら拝読させていただきました。
“お堅い”イメージを醸しつつも、その根底にある“乙女の純粋さ”が散りばめられていて、展開にハラハラとしつつもどこか優しく見守るような気持ちで終始読み進めておりました。
個人的には“行為”に走る展開はあまり好きではないのですが、本作はどこか「源至、しっかり抱いてあげなさい!」と思わずにはいられませんでした(笑
レビューには書き切れぬ想いを長々と綴りましたことに謝辞と、素敵な作品に出逢わせていただけたことに謝意を。
それでは。
八谷紬 さま
素敵なレビューをありがとうございました!
金木犀という花を使ってよかったと、八谷紬さまのレビューをみて心から思いました。あの香りと共に、この話が心に残れば幸いです。
本当にありがとうございました。
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