君が教えてくれたのは、たくさんの奇跡でした。
「杏奈もどこか行くのか?」



「うん、ちょっとね」



「そっか。晩飯はどうする?遅くなるなら俺が作るけど」



「お願いしてもいいかな?」



「勿論。任せろ!」



「ありがと」







玄関までついていくと、みーくんは私の額と左手薬指にキスを落とした。





< 1,174 / 1,645 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop