野獣な執事とワンコお嬢様
【ヒョウ】
琴音に手を貸すのは執事として当たり前。
やれないことをやってやるのも。
そう思っていたけど、それじゃあ余計に琴音をダメにすると気づけた。
手を貸さず、見守ることは重要で。
困った時には助けてやる程度でいいんだ。
「この髪型カワイイなぁ~」
「髪、巻きましょうか?」
「ん~、自分でやってみるからコツとか教えて?」
ほら、何でも頑張るようになった。
洗った髪を乾かすのは、タイミングが合えばやる。
学校前に琴音が指定した髪型にセットするのはいつも俺だった。
それすら、自分でやり始めてる。
「こんな感じ…?」
「大変お上手です。火傷に気をつけてくださいね?」
今日は緩く巻いた琴音の髪型。
カワイイ…。
まぁ、琴音はストレートでもアップでも、何でも似合うけど。
「さぁて、久しぶりの学校だぁ!!」
「申し訳ございません、靴に汚れが…」
「えっ?あっ、本当だ~」
「靴を脱いでいただけますか?」
「はぁい」
こんなとこは変わらないけど。
琴音に手を貸すのは執事として当たり前。
やれないことをやってやるのも。
そう思っていたけど、それじゃあ余計に琴音をダメにすると気づけた。
手を貸さず、見守ることは重要で。
困った時には助けてやる程度でいいんだ。
「この髪型カワイイなぁ~」
「髪、巻きましょうか?」
「ん~、自分でやってみるからコツとか教えて?」
ほら、何でも頑張るようになった。
洗った髪を乾かすのは、タイミングが合えばやる。
学校前に琴音が指定した髪型にセットするのはいつも俺だった。
それすら、自分でやり始めてる。
「こんな感じ…?」
「大変お上手です。火傷に気をつけてくださいね?」
今日は緩く巻いた琴音の髪型。
カワイイ…。
まぁ、琴音はストレートでもアップでも、何でも似合うけど。
「さぁて、久しぶりの学校だぁ!!」
「申し訳ございません、靴に汚れが…」
「えっ?あっ、本当だ~」
「靴を脱いでいただけますか?」
「はぁい」
こんなとこは変わらないけど。