野獣な執事とワンコお嬢様
有栖川家の執事用制服は、スーツとしては着れない。
冬は上着を着るけど、寒くなければネクタイにシャツにベスト。
色は黒ではなく、グレーで統一されていて。
この服は有栖川家の執事しか着れない服。
なので部屋に着替えに行き、スーツを着用。
龍蔵さんのサポート係として、気を抜くわけには行かない。
シンプルなスーツを身に纏い、リビングに行くとこっちもスーツ。
「何でも着こなすね、2号くん」
「とんでもないです」
「17歳でスーツってここまで似合うの?もっと就活!!みたいな感じは出ないの?」
そう言われても…。
雪乃さんの批評に何にも答えられず。
「行ってくるよ、雪乃」
「うん、稼いできなね、坊ちゃん」
「坊ちゃん言うな…」
「まぁ、頑張って」
最近めっきりおとなしくなった龍蔵さんと、車で向かう会社。
運転は会社の運転手らしくて、有栖川家の運転手とは違う人。
さすが有栖川財閥と言わんばかりの高級車。
冬は上着を着るけど、寒くなければネクタイにシャツにベスト。
色は黒ではなく、グレーで統一されていて。
この服は有栖川家の執事しか着れない服。
なので部屋に着替えに行き、スーツを着用。
龍蔵さんのサポート係として、気を抜くわけには行かない。
シンプルなスーツを身に纏い、リビングに行くとこっちもスーツ。
「何でも着こなすね、2号くん」
「とんでもないです」
「17歳でスーツってここまで似合うの?もっと就活!!みたいな感じは出ないの?」
そう言われても…。
雪乃さんの批評に何にも答えられず。
「行ってくるよ、雪乃」
「うん、稼いできなね、坊ちゃん」
「坊ちゃん言うな…」
「まぁ、頑張って」
最近めっきりおとなしくなった龍蔵さんと、車で向かう会社。
運転は会社の運転手らしくて、有栖川家の運転手とは違う人。
さすが有栖川財閥と言わんばかりの高級車。