Dearest
ラヴとアキの結婚式が終わって暫く経った時。



俺の前にホワイトガーデンから出たはずのラヴが現れた。




「アシュリー、私とアキと家族になりましょう」



ラヴが何を思ってそんな事を言ったのかわからなかったけど


優しく微笑みながら差し伸べられているラヴの手を、迷わず握り締めた。






神様が本当にいるのなら、聞きたい事がある。



俺が捨てられたのは、ラヴとアキの息子になる為だったのか?って。




もしそうなら、俺は俺を捨てた親に感謝するよ。

捨ててくれてありがとうって。



そして、こんなに最高の家族が出来たんだぞって自慢もしてやりたい。





俺は生まれるべくして生まれてきた。



そう思わせてくれたのはラヴとアキ…

俺の両親だった。














Ashlee=Williams side story,end.
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