Hurly-Burly3 【完】

「いや、正常だから。」

大体、打ちどころ悪かったどころではなく

掠っただけだ。

大事に至らなくて何よりだ。

山壁先生にはすごい謝られた。

お見舞いに大量のケーキを渡された。

「そうだ、ちぃー君とナル君にプレゼント。」

ケーキ貰ってもあたしは食べられない。

ケーキの箱を前に出すとちぃー君の目が

光って箱に何の躊躇もなく手に取った。

「ヒヨリン、食べなくていいの?」

ちぃー君と仲良く分け合っているナル君

がポツリと言う。

「あたしはほら甘いもの食べられないから

食べてくれると助かるよ。」

それに何かナル君もちぃー君も甘いもの

食べてる時の顔は幸せそうでホッとする。

「ほらよ、お前はこれでも食っとけ。」

慶詩にたい焼きチーズ味を渡された。

「・・・・・何を企んでいる!?」

慶詩が優しいとか変だ。

一体何を企んでいるの?

きっと、あたしの油断を逆手に取って

酷い仕打ちを・・・・・

「また戻るのかよおめぇは・・・」

ダークネス再来した!!

「油断は大敵なのよ!!」

まぁ、お腹空いたから食べてやろう。

「その癖、食べてんじゃねぇかよ。」

慶詩は意外と根に持つ男だと知った。

「腹が減っては戦が出来んと昔から

言うではないか。」

「戦っておめぇ・・・・」

慶詩の言葉にならねぇとツッコミに

断念をした。

「ヒヨリン、疲れてるだけじゃねぇの?」

ユウヤが疲れのツボはなと何故かうんちくを

披露し出す。

あんた、意外と物知りだよねと思いながら

ユウヤの言う通りに疲れのツボを押した。

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