Hurly-Burly3 【完】
気付いたらそれが当たり前だった。
それに寂しくなってもこうやってお家探検してれば
そこに父さんも兄ちゃんとお兄ちゃんも母さんも
一緒に居てくれてるみたいだった。
「( ^・ェ・^)/」
えっ、ちぃー君!?
\(゚-゚*;)(;*゚-゚)/
それ励ましてくれているのだろうか!?
「あの、頬を抓ってくるのは何故ですかね!?」
さっき頭に乗せてくれた手が今まさにあたしの
キューティーなほっぺに伸びてくる。
「何となく」
ちぃー君、意味不明なことするのやめよう!!
みんなもフォロー出来ないからね。
っていうか、ちぃー君の奇行を誰か
止めようと思わないのか!?
「いふぁひんへふほっ」
しゃ、喋れないわ!?
「ブッ」
ねぇ、ちぃー君酷くないか!?
自分がやったのに笑うって何?
「むぐぐっ」
は、放せ!!
奴らを解放するんだ!!
じゃなくて、あたしの頬を解放するのだ!!
「(*`ー´)」
いや、可愛さ余って憎さ100倍だよ!!
「キッィィィ!!」
「お前、餅見てぇだな。」
ハッ!!
「日和ちゃん、そんなにこっち見られても・・・」
「どういう育て方をしたらこのマイペースに育つのだ!?」
みんなはこのちぃー君とよく付き合ってられるよね!!
もう軽く崇拝したいぐらいだよ。
あたし、もう意味不明過ぎて顔のパーツが
真ん中に集まってきそうだよ。
『よいよい、あっち行けよ口の旦那。』
『目のあんちゃん向こうが空いてるぜ。』
※またもや自分の世界にトリップしてます。