Hurly-Burly3 【完】
余計なことを言うでない。
大体、その美少女コンテストなんてマグレだ。
そんな恥ずかしい話今更やめて!
「当たり前だ!ひーちゃんとさーちゃんに勝る
可愛い子なんて見たことないからな!!」
兄ちゃん、やめろ!
「そういえば、日和ちゃんって益々未依さん
に似てきたよな。朝陽さんにも似てるんだけど
何だろうな?」
真君、そんなマジマジと見つめられると鼻血
クラッシュしちゃうから。
「性格が未依さんのまんま受け継いじまったもんな~」
「未依さんに似るなんてひーちゃん将来が楽しみだね。」
そこの2人黙らせろ!
「そんじゃ、俺らは行くぞ透真。」
「おー、じゃあな!」
相沢ティーチャーと村田ティーチャーが
屋上を去ろうとした。
「あ、ひーちゃんお祝いは何がいい?」
「要らないよ!」
2人して笑って屋上を出て行った。
「姉ちゃんと日和ちゃんすごいんだな。」
修平君、敢えて君のクールさが心に滲みます。
「透真、俺は先にサユリのところ行ってくるぞ。
修平も行くだろ?」
「・・・・・・うん」
真君がまたねと言って修平君と屋上を続けて出た。
や、やっと落ち着いたかな。
「ひーちゃん、綺麗になったな。」
えっ!?兄ちゃん、頭ついにイカレた!?
凄腕の脳外科探してやるよ!
「いつか本当に着る日が来るなんてのを考えさせ
られちゃったからさ。兄ちゃんとしては複雑な気
持ちでいっぱいなわけだよ。アイツ、居たらきっと
見惚れてただろうな。」
こっそり耳元でそう言うと兄ちゃんは苦笑い
しながら空を見上げた。
“あの人”は今どこかで元気に過ごしているだろうか?
兄ちゃんと真君と仲良しだった“あの人”
居なくなってからもう2年が経つんだよね。