生徒会長の裏の顔


***
私は時間通りに駅に着いた。


すでに沢中君はいる。


私は小走りで沢中君のところへ向かった。


「えっと、待った?」


「いや。全然」


沢中君は笑った。


「よかった」


私は息をついた。


「じゃあ行くか」


「うん」


どこに…?
私は疑問を抱えたまま、沢中君に続いた。


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