モルフェウスの誘惑 ※SS追加しました。




『モルフェウスとイリス』

画家 ピエール=ナルシス・ゲラン作

サイズ 2510×1780㍉

ロシア・サンクトペテルブルグ
エルミタージュ美術館所蔵

ギリシャ神話を描いた『変身物語』に出てくる
ワンシーンを描いたもの

虹の女神 イリスが
神の使いにより
眠っているモルフェウスを
起こしに来た所を描いたものである
モルフェウスは眠りの神の息子で
自らも夢の神である

ゲランは
美しい少女、虹の女神イリスと
同じく美しき容姿を持つ青年モルフェウスの
目覚める瞬間を
神秘的かつ官能的に描き
その色気漂う表情は
見るものの目を惹き付ける

エルミタージュ美術館の
目玉作品の一つでもある

ちなみに
麻薬の意味をもつ
『モルヒネ』
の語源はこのモルフェウスからとっている



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