雨降って、血固まる。
5分ほど待つと、浜辺に男がふらっと現れた。



「アイツ」


「秋元…」



男は無表情で、異常なほどしっかりとした足取りで歩いてくる。



軍人かロボットのようだ。



「お前が秋元流か」



男は私をその無表情な目で見て、しっかりと頷いた。
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