雨降って、血固まる。
雰囲気が少し…



ギンに似ている。



ギンとは違うタイプだが、この男も綺麗な顔をしている。



一重で切れ長の目、真っ直ぐで高い鼻梁、薄い唇。



黒い髪はサラサラと潮風になびいている。



「君が…?」



殺し屋か?
と聞きたいのだろう。



「お前を殺すのは私じゃない」



私は秋元にそう言いながらギンを見た。



「あぁ…」



納得したようだ。
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