あの時の約束
<行き成りごめん。俺が真衣の事好きなのは変わらない。でも一旦別れよ!四年後、俺の事が好きやったら又付き合って>
<気持ち落ち着かせる>
その後混乱が溶けなかった。だって別れようって言われる事が頭に予知去れた。同じだったから驚いた。
うちは五六時間目まで混乱が溶けなかっただから佳龍にに問い掛けた。
「どうして四年後なん?」
「…」
「答えて」
何分間か見つめ合った。その後責める言葉ばかりを言った。
その後目から涙が出て来た。うちは階段駆け登った。
ハンカチで涙を拭きクラブに行った。
うちは溜め息を付き空を見た。涙がまた溢れそうになった。だから上を向いた。
「真衣どうしたん?」
うちは慌ててハンカチで涙を拭いた。
「何でも無い。ただの恋煩い」
「好きな人居るん?」
「うん」
「えっ誰?」
「原田佳龍!」
「四組の佳龍かー」
「うん」
「そうかー好きやたら告白したら?」
「…」うちは首を振った。
「どうして?もしかしてフラれた?」
「…」又うちは首を振った。
「もしかして付き合ってるん?」
「うんでも別れた」
「何で?」
「四年後俺の事まだ好きやたら付き合ってて言われた」
「何で二十歳なん」
首を振った。
「判らんの」
「うん」
「メールで聞く」


<うちはやっぱり四年なんて待たれへん。好きやのに、両思いやのに付き合え無いなんて嫌だ。佳龍がうちの嫌いになるまで彼女で居たい>
<ごめん!判った。別れようは無し。これからもよろしく>

<うん>
これが発端だった。後悔の始まりだった。
後悔に気付くのはもっと先の事。
四月四日水曜日。
「やっぱり別れよう」
「うん判った!佳龍、うちより好い人見つけて幸せになってね」
「うん」
これが始まりだった。うちの後悔が始まった。恋愛のピリオドがついに来た。ピリオド、これで終わり。同級生の恋ピリオド。
その後何ヵ月はしゃべっていた。でもその後発作が起こり倒れた。そして入院した。数ヶ月後退院した。
退院後いつも行っていたメンバーに戻る事も出来ない。うちの居場所が無いから。
佳龍にメールを送れず。電話する事も出来ない。

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