あなたと見る月~新撰組~(編集中)






「はぁ……。君、怪しいので屯所に来てもらおうって思って」


「それならそうと早く声掛ければいいじゃないですか…。わざわざあんな鬱陶しいことする必要は全くないですよ」


「………その通りだ」



あっ……しゃべった………

この人しゃべれたんだ…



「とにかく屯所までついてきて下さい♪」


「それはいいですけど、あなたたちは誰なんですか?」


「僕は沖田 総司です」


「………斎藤 一だ…」



新撰組か………


めんどくさいことになりそう……



「私は月夜 歌です」


「じゃあ自己紹介も終わりましたし、屯所に行きましょうか♪」


「はい」



私は沖田と斎藤に挟まれて歩くことになった。



それから数十分かけて屯所まで来た。





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