幼なじみをやめるまで
「どんだけ時間かかるの?」




壁に寄りかかり腕を組む不機嫌そのものの千裕。






「どんだけって、そんな時間かかってないし。別にサボってたわけじゃないよね?直樹」



私が後ろを振り返ると、困った顔をしている直樹。





「あぁ?お前、氷取りに行くの一人で行けないわけ?」




「なっ!そんなことーー」





「千裕、それは違うよ。俺に手伝えって言ったのは葉山さんだから」





私の言葉を遮り、さらには私と千裕の間に立った直樹。




「そうです。頼んでません」




直樹の背中から顔だけ出して言い返す。





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