幼なじみをやめるまで
「仲よしか……」




仲がいいのか悪いのかなんて考える事もなくなった私たちの関係。
一緒にいるのが当たり前で、いないと自分の一部が無くなったみたいな感覚になる関係。




いつか、別々の生活を送ることになることなんて分かっているけど、実感が全然わかない










「佐田さん!休憩終わっちゃうわよぉ」



階段上から葉山さんの声がした。






「はぁい!今行きます!」






階段を一気に駆け上がる。




ダダンダダン……




ボールがはずむ音が徐々に近づいてくる。
その音を聞くだけで、キューっと胸が締め付けられる。



< 251 / 288 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop