幸せの選択
「だったら、もう戻るな。これからの事は俺が力になるから」


「ありがとうございます。でもーー」



課長にこれ以上迷惑は掛けられないと、断ろうとした。



「坂巻さまお待たせしました。ご用意ができました」

店内の雰囲気に似合わない明るい声で、スタンドのスタッフが洗車が終わった事を告げる。


「三島、出たトコで待ってて。車前につけるから」


「あっ、課長……私」


課長はスッと立ち上がり、あっという間に出ていってしまった
< 210 / 760 >

この作品をシェア

pagetop