夜空にランプ



普段ならそんなことを言葉にするのも恥ずかしいけど、ここで思っていることを誰も口にしなければ、こんな気持ちに気づくこともなかっただろう。



「もー、そんなの当たり前じゃん!」


ガシッと芽衣子の肩に手を回した。



素直に胸の内を伝えてくれるようになった芽衣子。


私にはまだその素直さが足りないけれど、彼女の側にいると、自然と伝染してしまう気がした。






寄り道の最終地はもちろんLamp。


納品に来ていた作家さんに頼み、お店の前でリンコさんも含めた五人で写真を撮ってもらった。



ただ撮りたい、という気持ちで撮ったのだけれど、今後大きな意味になるとは、このときは思いもしなかった。




あれからちょくちょく店に来ては進めたパズル。


今日でいよいよ終盤に突入。


とは言っても、絵の全体像が見えてくるまでまだまだだった。






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