たぶん恋、きっと愛



「手ぇ繋いで…ぎゅっと……」


鷹野の。
雅を抱く腕に力がこもる。


「俺もう可哀想で!こんなデカい男がこんな小さな……!」


「…昌也の妄想はもういい」


凱司はうんざりした顔で遮ると鷹野に向き直り、目を眇めた。


「…ヤっちゃいねぇよ」


胡散臭げに凱司を見るも、鷹野は。
そうかも知れないけど、と唇を尖らせた。


「凱司ばっかり一緒に寝るとかズルい」



ちっ、と凱司が小さく舌打ちしたのと同時に、昌也が。
そういえば、と顔を上げた。


「あれからずっと…預かってるんですか?」

……まさか凱司さん…親御さんの借金のカタに拐ってきたんじゃあ……



「お前もう黙れ。なんの時代劇だよ」


金髪を、両手で無造作にかきあげて、後ろで束ねながら。

凱司は面倒くせぇなあ、と。

ぼやいた。



 
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