たぶん恋、きっと愛
「あの…ごめんなさい、あたしが変な言い方したから……ほんとに、眠っちゃっただけで」
なんだか収まりがつかない気がして、雅は申し訳なさそうに口を開いた。
「あたし、きっと彼女とかと間違えてるんだと…思って…あんまり深く考えずに……」
鷹野の腕の中は、酷く緊張する。
鼓動が跳ね上がって、苦しい気すらする。
だけど。
凱司同様、酷く安心するのも事実で。
「ちょっと…素肌が温かくて……」
寝ちゃい…ました、と、紅潮した頬を隠すように、俯いた。
「…ごめんなさい、そんなこと、しちゃダメ、でしたね」
凱司さんが、そんな誤解されちゃうの、困ります、と呟くと。
雅はようやく鷹野の腕から逃れ、距離を取った。
「雅ちゃんがあんまり可愛いく起こすから凱司さんが我慢できなくて襲ったんじゃなくて?」
無理しなくていいんだよ?と。
まだ本気で、そう思っているらしい昌也に、雅は唇を噛んだ。